
今年も受けようと思ってるけど、前回よりは知識も付いてるし、
趣味も楽しみながらゆっくり勉強しても良いよね…?

これから勉強を始めたいけど、
どんなことに気をつければいいのかな…
どうも、ほとけです。
社労士試験に合格するまでの平均学習時間は、約800時間と言われています。
この「平均学習時間」という言葉を聞くたびに、

昔の自分の犯した過ちを思い出して
めちゃめちゃ後悔してしまうんよね…
もう「過ち」といっていいくらい恥ずかしいミスを過去にしていたんですよね…。
そこで今回は、
「平均学習時間」という名の罠について
私の「過ち」を交えながらご紹介したいと思います。
- これから試験学習を始める方
- 次の試験で合格を目指す方
といった方の参考になれば、私の過去の「過ち」も浄化されるというものです…。
はじめに~ほとけの受験経歴~
まずはじめに私の受験経歴?1~2回目について、恥ずかしながらご紹介いたします。

ワイは3回目で受かったんやけど、成績表が残ってなくて、
成績はぼんやりとしちゃってるけどごめんね…
1回目

ま~ったく、なんの知識経験もないけど、
とにかく、がむしゃらにやっていくで~!!
前職は人事労務とは全く縁もゆかりもないものだったため、本当に0からのスタートでした。
独学で、ただただひたすらにテキストを読み、問題集を解きまくっていました。
学習時間は合計で500時間くらいだったと思います。
その年の試験の結果としては不合格だったのですが、
- 選択式は合格点・基準点を満たしたけど
- 択一式が2点足りず
という、まずまずの結果だったんですね。
下手に好結果だったことから、
私は大きな「過ち」(考え違い)をしてしまいました。

今年500時間くらい勉強してこの結果か~。
じゃあ、来年300時間位勉強したら合格できるな~♪
…
完全に「あっ…(察し)」状態ですが、
当時の私はこのような考えで、
「受かったらどこに転職しようかな~♪」などと、取らぬ狸の皮算用をしていました…。
2回目
先程の甘い考えのもと、1年目よりはだいぶ緩やかに勉強していました。
数日間勉強をしないということもしばしば。
しかし当時の私は、

1年目あれだけ点数取れたから、
今年は余裕っしょ~♪
と謎の余裕を持っていました。
が、
当然、結果は1回目より酷い点数で余裕の不合格。

なんで…どうして…?

そらそうよ…
私の「過ち」とは?
私が犯した「過ち」とは、
この2点です。

心より恥じるっ…!!
とはいえ、当時の私も完全にこう思っていたわけではありません。
”ただダラダラ学習するだけでは意味がないし、人は忘れるものだから復習しないといけない”
そう思ってはいたのですが
- 1年目の好成績による油断
- 趣味や娯楽の誘惑
これらによりズルズルと2年目を過ごしてしまいました。
「1年目と同じペースで学習を続けていれば、2年目で合格できていたのでは…」
私の心の中で、未だにこの後悔が渦巻いています…。
「平均学習時間」という名の罠について
学習を始める際、「平均学習時間」を目安に1日の勉強時間を考えたりしませんでしたか?
私もそうでした。(この記事にも書いています)

よし、今日は1日の勉強時間目標を達成できたわ!
この方法は、日々の学習のモチベーションを保つため有効な手段だと思います。
しかし、「平均学習時間」は”目標”でも”必要条件”でもないのです。
この、あくまでも”手段”であって”目標”ではない、ということを忘れてしまいそうになるんですよね…。

いやいや、さすがにそんなことないって~。

ほんまに??
「今週は結構勉強したから、今日はゲームしちゃお~♪」
とか思ったことない?

う、う~ん…
もちろん、勉強していく中で不安になることはほぼ誰でもあります。
そんなときに前を向いて進んでいくために、自分の学習時間を振り返って気持ちを切り替えるというのは有効な手段だと思います。
しかし、後ろ向きな理由ならば、2年目の私のような状態に陥る可能性があります。
社労士試験は合格点さえ超えていれば受かる試験です。
どれくらい勉強したのか、ではなく、
どれくらいの点数を取れるのかというところに注力するべきですね。

NO MORE 2年目。
みんなは気をつけてね…。
罠にはまらないように、日々の学習で気をつけること
気をつけるべきはこの2点です。
あまりに当たり前なのですが、これに尽きます。
社労士試験は忘却との戦いです。
期間を開けず反復学習し知識を定着させるために、学習の頻度や時間を確保することが重要です。
また、同じ時間学習したとしても、集中できた1時間と集中できなかった1時間では雲泥の差があります。
「学習時間の量を増やし、質を向上させる」
この基本を忘れぬよう、誘惑に負けぬよう、継続していくことが肝要です。
また、集中力を高める方法には様々なものがあるかと思いますが、その中のひとつとして、
ポモドーロテクニックを「【資格学習】ポモドーロテクニックは攻守兼ね備えた優秀ツールだ!」という記事で紹介していますので、是非こちらをご覧ください。
モチベーションの維持について
モチベーションの維持も重要な問題ですが、
これは「”目標”を明確にする」ことで高く維持することができます。
皆さんの”目標”は何でしょうか?

え?そりゃあ、社労士試験に合格することでしょう?

いや、それは”手段”やで。
社労士試験に合格してから、
- なにをしたいのか
- どうなりたいのか
これが本当の”目標”やで。
つまり、
社労士試験に合格した後を、より明確にイメージすること
これが重要なんですよね。
そこで、私がよくやっていたのは就職・転職サイトでどういった労働条件の求人が出ているのかをチェックするというものでした。
- 合格後にはどれくらい年収を増やすことが可能なのか
- 休日数などの福利厚生が良い労働条件の求人があるか
これらを調べながら、合格後の自分の姿を出来る限り明確にイメージできるようにしていました。

ワイは未経験やったから、なかなか具体的にイメージっていうのが難しかったけど、
- 誘惑に負けないようにするため
- やる気を維持するため
いろいろ調べてたなぁ…。
こういったときに使える就職・転職サイトに関しては、
この記事にまとめてありますのでご覧いただければと思います。

合格後もチェック
合格し就職した後も定期的にこういったサイトで求人情報をチェックしています。
なぜかというと
- 今、市場で必要とされているスキルは何なのか
- 自分の市場価値はいくらなのか
この2つがわかるからですね。
これをわかっていないと、自己啓発でスキルアップをしよう!と思っても、
何が必要とされ、何がどれくらい評価されているのかがわからないため、キャリアアップに関係ないものに時間を割いてしまう可能性があります。
まとめ
いろいろと書きましたが、私がお伝えしたいのは、
「これまでの学習時間」をどう捉えるかが重要
ということです。
私達の周りには多くの誘惑が手招きしています。
これらの誘惑に負けることなく、合格へ向けて前向きなエネルギーに転換できるように、
この”手段”を利用し、皆様の”目標”にたどり着いていただければと思います。

誘惑に負けたワイが言うのも何やけど、
みんな仕事や家事でしんどい中で、さらに勉強ってほんと大変やと思うんよね。
それでも、より良い人生にしたいという想いを
- 具体的なイメージに落とし込んで
- やる気を維持して
- 誘惑に負ける事なく
勉強を継続していってほしいんよね。
学習を継続していく際の方法、モチベーションについて書かれた本がこちらです。
良書ですので、お悩みの方は参考にされるのもいいかと思います。
この記事によって、過去の私のような「過ち」をしてしまう方が一人でも少なくなることを祈りながら、本日はここまでとさせていただきます。
どうもありがとうございました!
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