どうも、ほとけと申します。
私はこのブログタイトルにもあるソコシア(そこそこ幸せ)な生き方を推奨していて、普通の人にとってはこれが最高の生き方ではないかとすら考えています。
よくわかんないんだけど、ソコシアな生き方ってどういうことなの?
ソコシアは勝手な造語やからみんなそう思うわね。
なので今日はそこを解説していくで~。
結論
私が考えるソコシアな生き方とは、
無駄なく努力を重ねて本来の自分が求めるものに最短でたどり着く生き方です。
なるほど、わからん。
ですよね…。
ちょっと抽象的すぎるのでもう少し具体的な例を出しますね。
具体例~転職編~
ここに、郊外のとある企業に勤める凡田さんがいます。
今の会社、ほぼ定時に上がれるけど残業代出ない分そこまで給料高くないんだよな~。
友達とかはもっともらえてるみたいだし、うらやましいな…
そこで凡田さんは転職をしようと決心しました。
今度は年収の高いところがいいな!
あとキラキラしたおしゃれなビルでスタイリッシュに働きたい♪
なんやかんやあって無事転職を果たした凡田さん。
転職した先は確かに前の会社よりも年収が高く、都心のスタイリッシュなビルにオフィスを構えるキラキラした企業でした。
が…
年収は増えたけどめちゃくちゃ残業が多い…。
求められる仕事もレベルが高すぎてついていくのがやっとだ。
しかもオフィスが都心にあるから通勤時間が増えたし、ラッシュがつらすぎる…。
前の会社は郊外にあったからラッシュもきつくなかったし、定時で上がれて趣味の時間や友だちと遊ぶ時間も取れたのに…。
自分には前の会社のほうが合っていたんだな…。
「自分の幸せ」とはなにかを自覚しているかどうか
これは転職という一例でしたが、何事もメリット・デメリットはあります。
これを理解していないと、無駄な回り道をしてしまったり、現在ある幸せを自ら捨ててしまったりしてしまうかもしれません。
メキシコの漁師の話から考える「ソコシア」な生き方
さて、ここからはタイトルにもあります「メキシコの漁師の話」をかな~り意訳しわかりやすく解説していきます。
メキシコのあるところに漁師がおりました。
彼は漁に出て、その日必要な分をとり終えるとサクッと家に帰ります。
メキシコ漁師ほとけさて今日の分の魚は獲ったからさっさと帰って、
- 嫁、子供と過ごして
- 友人と酒でも飲みながら談笑して
- 趣味のギターをポロポロ弾いて
一日過ごすで~!楽しみやなぁ!
そこにその様子を見ていた米国でMBAを取得したなんか偉いおじさんが彼に話しかけます。
偉いおじさんちょっとまった~~~!!!
メキシコ漁師ほとけえ、いきなりなんやこのおっさん(何かありましたか?)
偉いおじさん心の声が漏れておるぞ。
先程から様子を見させてもらっていたぞ!
ここは豊かな漁場もあり、君は優秀な漁師だ。
MBAを取得した私から助言させてもらうと、君は起業すべきだ!
メキシコ漁師ほとけき、起業?そ、それは具体的にどうすれば良いんですか?
偉いおじさん具体的にはこんな流れだ。
- まず毎日もっと長い時間働いてたくさんの魚を獲る
- 余った魚を売り、お金が溜まったら漁船を買う
- 漁船を買ったら漁獲量が増えるから更に儲けが増える
- その儲けでさらに漁船を買い、大漁船団を作る
- 獲った魚を加工する自前の工場を建て販売網を広げていく
こうなるまでに25年ほどはかかるが、こうすれば老後のお金だって心配ご無用さ!
メキシコ漁師ほとけほうほう、なるほど。ほんで最終的にどうなるんです?
偉いおじさんそりゃあもう最高の生活が君を待っているよ!
- 嫁、子供と一緒に過ごし
- 友人と酒を飲みながら談笑し
- 趣味のギターを弾いて
毎日を過ごせるのさ!どうだい?最高だろ!?
メキシコ漁師ほとけそれ、今の時点で叶ってるんでいいっすわ。
偉いおじさんえ?
メキシコ漁師ほとけえ?
この話から考える「幸せ」とは
いかがでしたでしょうか。
この話はもともとは自己啓発や上昇志向の人たちへの皮肉めいたものだったようですが、人によって受け取り方が違うと思います。
以下は私の感想です。
確かにMBAを取得した彼からすると起業し大金持ちになることが素晴らしい生き方なのでしょう。
経済的に見れば彼が正しいのは明らかですし、幸せにはお金が必要になることは事実だと思います。
しかし、メキシコ漁師は「自分の人生が幸せになるために何が大事か」をはっきりわかっているんですね。
そのため「起業をして苦労して大金持ちになること」は、メキシコ漁師からするとただの遠回り=無駄な努力となってしまうんですよね。
皆さんはこの話に対してどのような感想を持たれたでしょうか。
まとめ
では、まとめます。
なにかものすごく大層に言ってきましたが、簡単に言うと、
周りに惑わされず自分が幸せだと思うことに向かって日々頑張ろうぜ~♪
と言うことです、はい。
世の中には素晴らしい能力や魅力に溢れ、裕福に暮らす。そんな人がいます。
しかし、現実として全員がそのような生活を送れるわけではありません。
確かにお金は多いに越したことはありませんし、実際メキシコ漁師もそうでしょう。
けれども、何かを得ようとすると何かを代償にしなければいけません。
その場合、様々な選択肢のうち「正解」といえるものは人によって違うのです。
当たり前のことなんですが、普段生活していると忘れてしまうんですよね。
そういうことで、この「ほとけのソコシアブログ」は自戒の意味を込めて命名しました。
また、上を見ればきりがないような世の中で、「そこそこ幸せだな」と思える生活って素晴らしいことだと思うんですね。
この記事が皆さんの人生の選択肢の一つになれれば幸いです。
追記
こちらも併せて読んでいただければ、より「ソコシアな生き方」が伝わるかと思いますのでぜひご覧ください。
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