年金アドバイザー|社労士との関連性・就職・CBT方式を解説【PR】

社労士との関連性が高い 年金アドバイザー 就職・転職

老後2000万円問題が騒がれましたが、現在でも老後の備えの大きな柱となるのが年金です。

  • 老後の生活を保証する収入の柱、老齢年金
  • 病気や事故により障害を抱えることになった場合の障害年金
  • 家族に不幸があった場合の遺族年金

保険制度とともに人生の様々なリスクを支える年金制度について、体系的な知識から具体的な計算まで学べる。それが年金アドバイザーです。

金融機関に務める方が取得することが多い資格ですが、社労士資格の範囲でもあるため、関連資格であるファイナンシャルプランナーと併せて取得する方も多いです。

また、3級まではCBT方式が採用されており、受験する際は時間や場所の融通がきく資格でもあります。

今回はそんな年金アドバイザーについて、

  • 社労士との関連性
  • 就職や転職に有利になるのか

という観点も含めて解説していきます。

ほとけ
ほとけ

結論から言うと、

  • 社労士資格にさらに専門性を持たせるために取得するのはあり
  • 就職には単体では弱いが、特定業種や他資格と組み合わせることで効果あり

という資格やで。CBT方式についても説明してるから見ていってや。

あと、社労士試験では計算問題は深堀しないから、すでに社労士を持っている人も学べることは多いと思うで!

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試験概要

年金アドバイザー試験概要
試験区分4級、3級、2級(1級は無し)
試験日一斉公開試験:3月実施 、3級のみ10月にも実施

CBT方式:4級・3級のみ。試験会場の空席があればいつでも
試験会場一斉公開試験:東京、大阪など主要都市で開催(リンク

CBT方式:全国の共通会場にて開催(リンク
受験資格学歴等関係なく誰でも受験可
試験形態3級
(1)基本知識 30問
(2)技能・応用 10題20問
2級
記述式10題のみ
受験料4級:4950円、3級:5500円、2級:8250円
合格基準出題問題のうち、6割以上の得点獲得。
試験委員会の最終調整あり
申込方法一斉公開試験:WEB申し込みと郵送申し込み

CBT方式:WEB申し込みのみ
合格率4級:60%前後、3級:30%〜40%、2級:20%程度

CBT方式とは?

最近よく聞くけど、CBT方式ってどんな試験なの?

CBT方式とは、公開試験以外の日程でも、好きな日時に、各都道府県に設定された試験会場で受験できる方式のことです。(各受験会場の空席状況にもよります)

CBT方式のメリット
  • 自分で受験する場所と時間を選べる
  • 土日が仕事の方も受験しやすい
  • 合否が即開示される

特に会場に空きさえあれば、好きな場所と時間で受験が可能というのが最大のメリットですね。

試験会場の空席照会はこちらになりますので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう(リンク

一方、試験のすべてがPCで行われるため、普段パソコンなどの操作に慣れていない人にはやりづらさを感じるかもしれません。

ただ、それでもわざわざ試験日に有給をとったり、遠い受験会場まで足を運ぶ必要がなくなることを考えると非常にメリットの多い受験方式であると言えるでしょう。

年金アドバイザ-3級の内容について

公的年金等の仕組み

老齢給付

障害給付

遺族給付

その他の年金

公式テキスト参照

上記は年金アドバイザーの試験内容を大きく分けたものですが、社労士試験を勉強している方ならば「社労士の年金科目とほとんどおんなじや!」と気付いたのではないでしょうか。

計算問題が多いため単純に比較できませんが、3級であれば難易度としては社労士試験の年金科目より易しいというレベルです。

  • 社労士試験の年金科目とほぼ同範囲
  • レベルとしては本試験に比べて易しめ

こういった理由から、社労士試験の腕試しとして受験する方が多いのもうなずけますね。

ほとけ
ほとけ

社労士受験生でなくても、単純に自分の年金について知りたいから勉強するという方にも、年金について体系的に学べる資格になってるで。

合格までに必要な勉強時間は?

年金アドバイザー3級に合格するために必要な学習時間は30時間~50時間程度といわれています。

すでに社労士試験を勉強されている方などはこれより早く合格ラインに到達する可能性がありますし、「初学者の方で独学」という条件ですともう少し長く見たほうが良いかもしれません。

テキスト・問題集について

それでは独学で年金アドバイザー取得を目指す方に向け、テキスト・問題集のご紹介をします。

 

 

独学で学習する方は上記の公式テキスト・問題集を使用するのが良いかと思います。

ただ、このテキストだけでは複雑な年金制度についての理解がしづらいという方も多いようです。

社労士試験を勉強中の方でしたら、社労士テキストを参照しながら学習するほうがわかりやすいかもしれません。

 

ほとけ
ほとけ

年金はかなり複雑やから、初見ではなかなか理解しづらいと思うわ…

初学者の方や、年金制度の理解が難しいという方は下記の資格講座を受講するのをおすすめします。

おすすめの資格講座2選!

年金アドバイザーおすすめ講座

独学や初学者の方は、下記のおすすめ資格講座を受講するほうが学習もスムーズに行きますし、なにより学習にかかる時間を節約できます。

ほとけ
ほとけ

資格講座は「仕事以外の限られた時間を節約するための投資」と考えることもできるんよね。

それではおすすめ資格講座を2つご紹介します。

フォーサイトの年金アドバイザー講座

フォーサイトは高クオリティの講義をお求めやすい価格で提供している通信教育の資格講座です。

また、フォーサイトの年金アドバイザー講座は受講者の2021年10月試験の合格率86.8%(全国平均合格率は35.16%)となっており、驚異の合格率を誇っています。

なぜここまでの合格率なのか、それは下記の強みがあるからです。

フォーサイトの魅力
  • 過去問を徹底分析した「合格点主義」のテキスト
  • フルカラー、図表やフローチャートで複雑な年金制度をわかり易く解説
  • 具体的なケーススタディーにより、応用問題への対応力を養える

「合格点主義」テキスト

合格に必要な知識だけまとめた「合格点主義」テキストは、学習する内容を最小に抑えてくれます。これは、徹底した過去問分析に基づくもので、頻出問題や重要論点を効率よく学ぶことが出来ます。

また、フルカラーや図表フローチャート、豊富なイラストにより初学者の方でもわかりやすいテキストになっています。

eラーニングで細切れ時間を有効活用

フォーサイトの講座はPC,スマホ、タブレットでテキストや問題集の確認が可能です。

講義動画・音声のダウンロードはもちろん、倍速・1.5倍速再生機能ありますので手元にテキストがなくても効果的な学習が可能になっています。

しかも単元を15分以内に区切っているため、隙間時間を有効に活用できます。

受講料について

受講料は28,800円(税込・送料別)になります。

内容としては上記で説明したオリジナルテキストの他に、

  • 公式問題集
  • 演習ノート
  • 模試(1回分)

さらに、補足資料として受講ガイドと無料のメール質問5回もついています。

\受講生合格率86.5%(2021年3月試験実績)!/

LECの年金アドバイザー3級講座

信頼と実績のLEC。こちらも初学者におすすめな資格講座になっています。

LECのおすすめポイント
  • 社労士講座を担当していた1流講師による高品質な講義
  • 2級対策講座もある
  • 通信だけでなく通学プランもある
  • 「年金仕組み講座」で初学者でも安心
  • 社労士・FP受験生は割引制度あり

LECでは「年金仕組み講座」を用意しており、わかりやすい年金制度の解説があるため初学者でもつまづくことなく学習を進められます。

また、自分だけでは学習を続けるのが不安という方も、通学プランが用意されているため、休みの日や通勤途上で通うことが可能です。もちろん通学プランであってもWEBでの講義動画を視聴できます。

3級の受講料は31,000円(税込)となっていますが、社労士・FPを受験したことがある方は割引制度があり、書類を提出することで5000円割引され26,000円で受講が可能です。

ほとけ
ほとけ

受験さえしていればLECの講座をとったことがなくても割引になるから、社労士やFPを受験したことがある人におすすめの講座やで。

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年金アドバイザーは就職に有利?

年金アドバイザー 就職に有利?

銀行に務める方であれば組織内での評価は上がると思いますが、他の企業ではあまり活躍させる場面は少ないのが現状です。

しかし、老後2000万円問題により、世間での年金について関心が高まっているのも事実ですし、年金でお悩みの方からの相談等がある業務であれば需要はあります。

具体的には年金機構、年金事務所に務める方、銀行や一般企業の総務部門に務める方でしたら業務に役立てることができるでしょう。

ほとけ
ほとけ

難易度で考えると、3級から就職・転職に有利になってくると考えたほうがええかな。それでも他の資格との組み合わせで考えたほうがええと思うわ。

年金アドバイザーと社労士資格との関連性について

それでは社労士資格との関連性はどうなのでしょうか。

社労士業務のメインは労働法関係のため、年金相談以外では社労士事務所の仕事としてはあまり使わない事務所が多いです。

ただ、障害年金を専門にされている社労士事務所などもありますので、そういった事務所では就職・転職活動で評価されるでしょう。

年金事務所で定期的に開催されている、社労士による年金相談では年金アドバイザーの知識が役立ちますので、独立を視野に入れている方で開業当初の業務として年金相談を考えている方には有用な資格でしょう。

また、社労士やFPとも関連性が強いため、これらの資格と合わせることで専門性をアピールできます。

しかし、年金関連の詳しい知識が証明できる資格ではありますが、単体ではそこまで高い評価を受けることは難しいため、社労士やFPなどの資格とセットで考えたほうが良いでしょう。

取得する順番としては、3級→社労士資格→業務での必要性などを考慮して2級という順番がおすすめです。

ほとけ
ほとけ

社労士+専門性をアピールしようとするのであれば、2級を目標にしたいところやね。

まとめ

年金アドバイザーまとめ

今回は複雑な制度を体系的に学べる年金アドバイザー検定について解説しました。

  • 年金制度について興味のある方の自己啓発として
  • 社労士試験の腕試しとして
  • 社労士資格やFPの専門性を高めるため

などなど、組み合わせることで活かせる場面は多い資格ですので、自分のキャリアに必要と考える方は取得を考えてみてはいかがでしょうか。

私がおすすめする社労士24の金沢先生が、社労士受験経験者のための年金アドバイザー検定ポイント解説をされていますので、興味のある方はこちらもご覧ください。(リンク

また、社労士関連資格のまとめもありますので、ほかの資格が気になる方はこちらをごらんください。

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社労士として独立するときに使える資格って何があるんだろう? 社労士と相性が良くって就職転職に有利な資格ってなにかあるかなぁ 社労士資格を持っている人の名刺には他にも資格名を併記していることが多いんですよね。 社労士だけでも十分ではありますが...

それでは今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!

\受講生合格率86.5%(2021年3月試験実績)!/

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