給与計算実務能力検定って就職に有利?合格率や社労士との関連性などを解説【PR】

社労士資格

給与計算実務能力検定って資格があるって聞いたんだけど、どういう資格なんだろう?

就職や転職に有利になったりするのかな?

皆さんは給与計算実務能力検定という資格をご存知でしょうか?

あまり知られていない資格ですが、社労士事務所や一般企業へ就職する際に自分の能力をピンポイントに証明できる資格なんです。

また、社労士試験の範囲外である税金に関する知識を勉強できるのも魅力ですね。

今回はそんな給与計算能力検定について、概要やテキスト問題集、試験内容について解説していきます。

ほとけ
ほとけ

・社労士資格、実務との関連性

・就職転職に有利になるのか

など、社労士事務所に勤務する立場からの給与計算能力検定の評価や魅力もお伝えするから見てみてね~。

\無料の資料請求はこちらから!/

試験の概要について

試験区分2級、1級
試験日2級:11月、3月実施 、 1級:11月のみ実施
試験会場東京、大阪など主要都市21会場で開催
受験資格特になし。併願、2級未合格で1級受験可
試験形態2級:出題形式:知識問題35問(四肢択一、マークシート)、計算問題5問(四肢択一、マークシート)、計40問、120分

1級:出題形式:知識問題30問(四肢択一、マークシート)、計算問題10問(記述式)、計40問、120分
受験料2級:8,000円、1級:10,000円
合格基準出題問題のうち、7割以上の得点獲得。
1級は上記に加えて計算問題を6割以上正解していることも満たす必要あり
申込方法郵送のほか、職業技能振興会からWEB申し込みも可能
合格率2級:60%~70%、1級:40%~50%を想定

2級で60%~70%の合格率を想定しているということもあって、難易度としてはそこまで難しいということはないかと思います。

想定学習時間も40~50時間と、1ヶ月~1ヶ月半程度で合格ラインに到達可能というレベルです。

ただ、就職後に給与計算業務を行うことを考えている未経験の方であれば、上記時間の1.5倍程度見ておいたほうがいいのではないかと思います。

試験内容について

給与計算実務能力検定試験®は、企業・組織に不可欠な給与計算業務について、その知識・実務能力を客観的に判定し、給与計算業務のエキスパートとして認定する検定試験で、内閣府認可の一般財団法人職業技能振興会と一般社団法人実務能力開発支援協会で実施しています。

一般社団法人実務能力開発支援協会

公式HPにもあるように、企業には必須の給与計算業務についての知識実務能力が問われる試験になっています。

試験内容は次の3点。

  • 給与の仕組み・社会保険・税等の基本知識
  • 労働基準法等の給与計算に関わる法的知識
  • 実際の給与計算・賞与計算・年末調整等の演習問題

給与計算には様々な法律が関わっています。労基法に基づく割増賃金や減給の制裁・有給休暇、厚生年金を始めとした社会保険制度や各種保険料控除など多岐にわたります。

そのため、給与計算実務能力検定では、計算問題だけでなく、その根拠となる知識が多く問われる試験になっています。

公式HPに出題される問題例が載っているので、気になる方は参考にしてみてください。(公式HPリンク)

また、未経験だけど社労士試験を受験している、という方には、関連資格かつ社労士試験の範囲外である税金に関する基本知識も学習できるのが非常に魅力的です。

就職に有利になる?

社労士試験の内容は実際の実務内容とは少し離れたことも多いですが、給与計算実務能力検定は比較的実務に直結した内容になっています。

多くの社労士事務所で給与計算業務代行を請け負っていますので、そういった職場であれば社労士資格勉強中という状態よりも、即戦力としての評価が高まりやすいでしょう。

実務未経験、もしくは経験が浅いという方が就職転職を叶えるために、能力の証明として取得するのは選択肢の一つとして十分価値があると思います。



テキスト・問題集について

給与計算実務能力検定試験は、毎年度出版される「給与計算実務能力検定 公式テキスト」に準拠して出題されます。

ほとけ
ほとけ

選択問題や計算問題も一緒についているから、独学の人はこれを購入するとええね。

ただ、2級に合格するだけならば独学でも問題ないかと思いますが、私は資格講座を利用することをおすすめします。

  • 勉強時間の時間短縮
  • 独学で勘違いをしてしまうことの防止
  • 実際の計算課程での考え方を学べる

など、上記の様なメリットもあり、特に1級を狙いたい方や就職してから実務で使用しようと考えている方は次でご紹介する資格講座の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

資格講座について

未経験だし、独学はちょっと厳しいなぁ…

就職してから実務で使うんだけど、独学だと間違って覚えたりしてないか不安…

そういった方にはクレアールの給与計算実務能力検定をご紹介します。

クレアールが実施している講座は”公式講座”となっており、無駄なく的を絞った解説で学ぶことができます。

WEBでの対策講座模擬試験講座それぞれあり、片方だけ受講することも可能で、オプションでDVDも選択可能となっています。

価格は2級の対策講座が25000円、模擬試験講座が15000円両方がセットになったパックは38000円となっています。また、申し込む時期によっては期間限定割引価格もあります。

ほとけ
ほとけ

仕事が忙しくて勉強する時間がない、という人もこの講座を受講するのはいい選択肢やと思うよ。

独学より人に教えてもらうほうがスムーズに頭に入るからね。時間は大切や。

\無料の資料請求はこちらから!/

まとめ

今回はあまり知名度は高くないけれど、社労士や人事総務職に関わりの深い給与計算実務能力検定をご紹介しました。

ほとけ
ほとけ

社労士試験を勉強している人でも知らない人が多いんじゃないかな?

でも、未経験の人や転職をしようとしている人には、ピンポイントに能力を証明できる資格やから興味のある人はとってみるのもええと思うで。

社労士関連資格のまとめもありますので、ほかの資格が気になる方はこちらをごらんください。

【独立・就職転職】社労士と相性の良い、おすすめプラスα資格まとめ!【PR】
社労士として独立するときに使える資格って何があるんだろう? 社労士と相性が良くって就職転職に有利な資格ってなにかあるかなぁ 社労士資格を持っている人の名刺には他にも資格名を併記していることが多いんですよね。 社労士だけでも十分ではありますが...

それでは今回の記事はここまで。ありがとうございました!

【追記】

自分でも受験してみた体験談をまとめました。申込方法や当日の流れから体感した難易度まで解説していますのでぜひご覧ください。

給与計算実務能力検定を受験してみた結果…|2級難易度・申込方法を解説【PR】
以前コチラの記事で給与計算実務能力検定の概要や勉強方法などについて解説しました。 私は社労士事務所に勤務しているのですが、具体的な計算などはシステムが多くの部分を処理しているんですよね。 実際に「何もない状態では自分がどれくらい給与計算につ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました