【株投資】ヘッジとしての(ダブル)インバース活用法!【デメリット有】【PR】

投資記録

どうも、ほとけです。

2021/2/26 日経平均はマイナス1200円以上の値下がり。

これは1950年以降歴代10位の値下がり幅というかなり大きなものでした。

「日経」

「値下がり」

「ほとけ」

ときたら、もうおわかりですね?

そう、今回はみんな大好き(ダブル)インバースについての記事です。

男性
惹かれる男性

インバースってなんか心惹かれてしまうんだよねぇ

ほとけ
ほとけ

個人投資家は買う人多いらしいし、ワイもその気持ちはわかるよ。

ただ、今回はあくまでも、「ヘッジとしてのインバースETFの使い方」についてご紹介いたします。

ほとけ
ほとけ

(ダブル)インバースのデメリットも紹介するから、それもちゃんと加味して考えてみてね。

「インバースってなんだ?」という方はこちらの記事をご覧ください。

【注意】この記事は銘柄に言及していますが、個別銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にはリスクがありますので、ご自身の判断・責任のもとおこなっていただきますようお願いいたします。

「ヘッジ」としてのインバース

そもそも、「ヘッジ」ってどういう意味?

ヘッジとは?

暴落などの価格変動リスクに備えて、逆の値動きをする商品や銘柄を取引すること

日経平均などの指数が上昇を続けていれば、それに関連する株も上昇しますが、暴落はいつ来るか完全には予測できません。

そういった際に保有銘柄が下がった場合に逆の動きをするもの(先物売りなど)を取引し、暴落のリスクに備えることをいいます。

大体の日本株は日経平均に大なり小なりつられて動くので、ヘッジとしてインバースETFを購入するという方法も、その一つとしてあります。

ヘッジとしての保有割合について

では、どれくらい購入していればヘッジとして有効なのか、というと

自分の保有株が

  • どれだけ分散されているのか
  • どれだけ日経平均と連動しているのか

によります。

例えば、「すべての株が日経平均に100%連動する」という条件で考えると、

保有株式価格に対して50%のダブルインバースを保有していれば、今回のような暴落が来てもプラマイゼロになるという計算になりますが、

ほとけ
ほとけ

んなこたぁない

と言えるほど、個々の銘柄と日経平均とが完全に連動するということはありません

自分のポートフォリオを考慮して配分を決めるのが良いでしょう。

ちなみに私は保有株価格に対して25%程度購入していましたが、保有していた個別株が日経にあまり連動していなかったため、日経平均がマイナスになってもちょいプラス程度に収めることができました。(あくまでも参考程度にとどめてくださいね)

「ヘッジ」としてのインバースのメリット

ダブルインバースなどのインバースETFをヘッジとするメリットは2点。

① 最低単元が1~10のものが多いため、余力が多くない方でも購入しやすい。

② ETFで取引するため、先物やCFD(差金決済取引)などの少々難しい取引をしなくても良い。

この2点に共通するものは「気軽さ」ですね。

ヘッジとしての取引は先物やCFDのほうが優れていると言われますが、なかなかこれらを使いこなせる方は多くないと思います。(実は私も…)

インバースETFは、こういった方でも暴落に備えることができる方法の一つと言えます。



インバースのデメリットとは

使い所が難しい

今回はタイミングが上手くいきましたが、もしも購入後に上昇してしまったらどうでしょうか。

日経平均

(株探より引用)

これは日経平均がバク上がりしていた2020/10~2021/2頃の日経平均のグラフです。

もしもこの矢印の部分でインバースを購入していたらどうなっていたでしょうか。

さすがにそろそろ下がるでしょ~??

と予想しダブルインバースを購入し痛い目にあった方も多いのではないでしょうか。

ほとけ
ほとけ

そう、ワイのことやで(遠い目)

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インバースは下落局面や押し目などで有効なヘッジですが、こういった上昇局面ではただただ値下がりして資産を減らすばかりになってしまいます。

  • いつ下落が来るのか
  • いつ押し目が来るのか

誰もわからないからこそのヘッジですが、使い所を間違うと利益を損なうばかりか資産を目減りさせてしまう、ということは頭に入れておかないといけません。



長期保有はやめたほうがいい

インバースETFはあくまでも一時的な「ヘッジ」として使うべきです。

その理由は3点。

  1. 信託報酬(0.35~0.8%)でどんどん値上がりしていく
  2. 実際の株価とは乖離していってしまう
  3. 株式市場は拡大していく

いずれの理由も長期保有という観点では不利になります。

特に3について、そもそも長期保有は「株式市場は拡大していく」という考えによって推奨されています。

これは過去の歴史などをみても、(途中暴落が有りながらも)高い確率で実現すると予測されます。

「インバースETFを長期保有」というのはこの大きな流れに逆らうものになってしまうのです。

詳しくはこちらの記事で紹介していますのでご覧いただければと思います。



まとめ

今回の記事まとめ

ヘッジとしてのインバースETF

メリット

  • ETFのため初心者でも使いやすい
  • 少額の資金でも暴落に備えることができる

デメリット

  • 使い所が難しい
  • 他の投資手段のほうが優秀
  • 長期保有に向かない

今回は「ヘッジ」としてのインバースETFについてご紹介しました。

ほとけ
ほとけ

インバースって、使い所も難しいんやけど、売るときも難しいんよね…。

ただ、色々悩ましいんやけども、下がり局面では凄まじく頼もしいんよね~

インバースETFは非常に癖のある銘柄ですが、使い方を間違えなければリスクに備えたり、下落局面で利益を出すことも可能です。

この記事が皆様の投資の参考になれば幸いです。

ご覧いただき、どうもありがとうございました。

【注意】この記事は銘柄に言及していますが、個別銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にはリスクがありますので、ご自身の判断・責任のもとおこなっていただきますようお願いいたします。



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