どうも、ほとけです。

なんとなく問題集買ってみたけど、これだけでいいのかな…。

合格した人ってどんな問題集使ってたのかしら…。
独学の場合、
- 数多くある問題集の中から自分で選ばなければいけない
- いろいろな問題集を試している時間がない
という問題があります。
このブログではこれまでテキストやツール、基本的な学習の進め方に関して述べてきました。


そこで今回は問題集について、
私が実際に使っていたものを交えて具体的に解説していきたいと思います。
問題集に対する基本的な考え方について
「縦と横」、両方の問題集を学習する重要性
問題集には「縦と横」それぞれの問題集があります。

なにそれ?縦書き横書きってこと?
書店などに並んでいる問題集の中で「横断〜」という問題集を見たことがありませんか?
と、

ワイが勝手に呼んでるんやで。

えぇ…
過去問題集などの問題集は基本的に「縦」の問題集です。
しかし、これだけでは知識が整理されないため、

あれ、この内容覚えてるけど、どの法律の話だったっけ…?
というようなことになります。
そのため、「横」の問題集で似たような内容論点を整理しなければいけません。

- 過去問題集で知識を蓄えつつ
- 横断系問題集でそれを整理する
これが1番効率がええと思うで。
私が合格時に使っていた問題集などの紹介!
ここでは合格した年に私が使っていた問題集などをご紹介いたします。

一部ワイがやったことないもの(模試)もあるんやけど許してね。
過去問題集10年分
全ての基本になるバイブルです。
私が使っていたのはTACの過去問題集10年分でした。
現在はちょっと名前が変わってこんな感じになってますね。
この問題集は数科目ごとに分かれていて計4冊あります。
過去問の中から頻出問題を抜粋してまとめてくれていますので、これを基本書として学習を進めていきましょう。
私は学習していたとき、解けなかった問題にチェックをつけていたのですが、何度も解けなかった問題はチェックが黒い塊になるくらい周回しました。
(「そうなる前に解けるようになれよ」という皆様の思いを感じながら書いてます…)

何はなくとも過去問は必ず解きまくろう!
合格のツボ(択一・選択)
次は合格のツボ択一式・選択式です。
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これは予想問題集になるのですが、過去問題集でカバー出来ない部分を抑えつつ、1冊の掲載問題数が1,600問(択一式)とボリュームもかなり有る良書です。

これも過去問と同じくらい解きまくったで。
過去問とこれのセットで基礎が完成する感じやね。
比較認識法®で社労士マスター(おすすめ!)
次は比較認識法で社労士マスター(択一対策編・選択対策編)です。
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以下の記事でも紹介しましたが、イチオシの問題集です。

先程述べた「縦と横」という基準でいうとこれは「横」の問題集になります。
各科目ごとの1問1答形式ではありますが、他科目の似たような内容論点も解説してくれています。
そのため、
- 1問で通常の問題複数分のインプットが得られる
- 知識も整理される
という一石二鳥の問題集です。

過去問を何周かして知識が蓄積してきたくらいに学習すると効果が高い!気がするで。
資格学校開催の模試(未経験)
資格学校などでは直前期(大体5月以降)に模試が行われます。
独学の方でも模試だけ受けることは可能ですので、
こういった方は模試を受けてみてもいいかと思います。
ちなみに私は受験経験があり本番の雰囲気がわかっていたため資格学校の模試は受けたことはないです。その分、家で勉強してました。

それに、人多いとこ苦手やねん…
市販の模試について
もちろん学校だけではなく市販の模試もあります。
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(2020/11時点では最新版が発売されていないため2020年度のものです。)
私はこちらを購入しました。
これは模試2回分が収録されており、解説もわかりやすく書かれていますし法改正問題も掲載されているので本試験を想定した対策ができます。
また、重要事項をまとめた取外し可能な冊子もついているので直前期の学習には最適な一冊かと思います。
【閑話】市販の模試は予想問題の集大成である
模試を売る側の資格学校としては、セールスのために

この模試と同じ(内容の)問題が試験で出ました!
と言いたいわけですよね。
そして市販模試が販売される時期は法改正情報がほぼ出揃っている時期のため、10~11月頃に販売される市販予想問題集にはない最新の法改正問題も収録されています。
この2点から模試は各資格学校の予想問題の集大成と言えるのです。
そのため下手な予想問題集をやるよりは模試に早くから取り掛かり、
精度の高い予想問題集として学習するほうが良いと私は思います。

直前に取り掛かると自分がわかってない問題が出て焦ってしまうかもしれんから、予想問題集としてある程度早めに取り組むのがええと思うで。
法改正まとめ
社労士試験で出題される各法律は頻繁に法改正が行われます。
試験問題も法改正後の法律に基づいて出題されるため毎年法改正問題対策をしなくてはいけません。
何%という数字は出ていませんが、法改正問題は毎回一定数出題されています。

そんなに出ないんだったら無視しちゃおうかな~

いや、そんなに甘く見たらあかんで!!
法改正は試験範囲と比較するとそこまで学習ボリュームがあるわけではありません。
そのため範囲と出題比率で考えると非常に効率がいいのです。

その年度にもよるけど、難解な論点が多いというわけでもなくって。
知ってるというだけで解ける問題もあるからきっちり学習しとこね。
ちなみに私はこの本で法改正対策をしていました。
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(2020/11時点では最新版が発売されていないため2020年度のものです。)
この本は法改正だけではなく誰もが苦しめられる一般常識対策も兼ねている良書です。
一般常識に関してはまた他の記事で詳しく書こうかと思いますが、よく出題される統計問題の数字をまとめてくれているのがありがたかったですね。
統計問題は数字がキモになってくるのですが小数点以下の数字まで覚える必要は殆どありません。
一般常識で大切なのは、
- ざっくりと大体何割かを把握すること。
- 過去から今までどのように数値が変化をしているか知ること。
この2点をおさえれば統計問題を取れる確率が上がります。

細かい数字が出てくる割に範囲が広いから覚えきるのが難しいのよね。
だからある程度割り切って概要を頭にいれるのが大事なんよ。
最後に~私はどのように学習していたか~
今回は私が実際に使っていた問題集をご紹介しました。
その問題集をどのように学習していたかというと、
・自宅で学習する際は下記記事で紹介したポモドーロタイマーを使い集中力を鍛えながら問題集を何周もしていました。

・そして何度解いても覚えられない問題はリマインダー機能を使って隙間時間で復習していました。

・また、社労士を取得する目的を明確にイメージすることも重要です。
この記事では、
- 私がなぜ社労士を目指したのか
- 未経験からどのように就職したのか
を書いています。
これを読んでいる方に私のように未経験から社労士資格を生かした仕事に就きたいとお思いの方がいればぜひこちらもご覧ください。

以上の記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは今回はここまで。ご覧いただきありがとうございました!
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